「アプリをダウンロードされましたか?」と聞くのは時代遅れ。

投稿:Corrine

ある有名なアメリカコメディアン、ミッチ・ヘッドバーグがこう言った:


「ドーナッツを買ったら、ドーナツのレシートを渡された。レシートなんかいらない。俺はお金を渡して、君からドーナツをもらう、それで取り引き終了だ。インクや紙を持ち込む必要はない。」


woman recieving paper bag at shop


今のミッチならどう書くだろうか。ここ10年でお店での支払いはかなり複雑になってきました。

レジで商品を購入する際、金額を渡すだけでなく、クレジットカードや電子決済、ポイントカードシステム、袋の有無、そして度々聞かれる「アプリはもうダウンロードされましたか。」という質問。

ネイティブアプリの開発には多くの資金が投入されているため、オフラインでお客様がレジで支払いをする際にアプリのダウンロードを促すのはアプリのROI(費用対効果)を向上させる最も簡単な方法に見えます。しかし、このやり方には大きな欠点があります。

それはお客様からの視点ですと、多くのことを要求されているのに見返りが少ないことです。

アプリは、アクセスに時間がかかるように設計されています。
お客様は、QRコードをスキャンし、アプリをダウンロードした後に、プロフィールを作成したりアカウントを開設したりする必要があります。ところがオフラインでの決済時にそんな手間のかかることをやりたいと思う人は少ないはず。
多くのお客様は次の仕事や用事があったり、小さな子供を連れていたりと、わざわざアプリにアクセスする時間を割いてくれません。

一方でミニアプリは、お客様のエンゲージメントとシンプルさを考慮して設計されています。


ミニアプリ(LINE、Messenger、Webで起動可能)を利用するには、お客様はQRコードをスキャンするだけで、すぐにミニアプリを使い始めることができます。ダウンロードやアカウント開設の必要はありません。

すべてのプロセスが3秒以内で完了。

お客様を具体的な行動に誘導しない「アプリをダウンロードされましたか?」という質問を聞くのではなく、「次回のご来店時にお使いいただけるクーポンをご用意しておりますので、こちらをスキャンしていただけますか」という質問に変えるのはいかがでしょうか?

コスト、費用対効果、お客様のエンゲージメント、顧客生涯価値の観点から、会計時にミニアプリを導入することは一番の施策かもしれません。

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Corrine

広報・PR担当として活動中。 ベラルーシと日本のハーフであり3ヶ国語喋れるが、ほとんど大阪で育った。 記事のリリースやインタビューなど、メディアへ発信する仕事がメインで、日々日本語を強化中。

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